現代においてメンヘラとは

私がまだもう少しだけ若いときには

ツイッターでメンヘラとよぼれる人をたくさん見かけた。

 

かくいう私もそうであった。

 

メンヘラというのは精神の状態が不安定な人間や状態のことを指し

割と汎用性の高い言葉である。

 

私がメンヘラである(あった)理由は

現在で言う反出生主義的な内容であり、

生まれてきたことで多くの絶望を味わい

考えるほどにつらくなってしまうことが原因である。

 

生きれば生きるほどに他人の死や

多くの悲しみが訪れる。

 

生まれる前に知らされてもおらず

生まれ、学び、それをわからされる。

 

こんなにつらいことがあってもいいのだろうか。

 

この問題に関して他人に相談したとして

解決方法が出てくることはなく

ただその瞬間だけの慰めの言葉で余計につらくなってしまう。

 

生まれが恵まれていたこともあって

余計にそれらを考える時間があったのも問題であろう。

 

私の悩みについて深堀したところで

何の進展もないので

ここではこれ以上触れないことにする。

 

ツイッターで見かけるメンヘラは

多くの種類があれど

目に付くのは、生きるのがつらい(現実が大変)や

人間関係の悩みで生きずらいなどのものが多い。

 

現代においてはこれらはありふれており

他人に語ったとしても

根本から否定されるほどのものではない。

 

事の大小、感受性の強さは関係あれど

皆持っている悩みであろう。

 

これらを持ち多少不安定な状態になった

だけで、メンヘラである。

 

不安定な状態にならない人間は

遺伝子レベルで別の生き物なのでは

ないかと感じることもある。

 

私は現代においてメンヘラを

否定することはむずかしいと考え、

これからは受け入れ

解決できなくても支えあい

生きていくことが大切だと感じる。

 

私は絶望しつつも

下を見ることで

まだ前向きに生きていけるため

将来的にはカウンセラーになりたいと考えている。

 

結局人間は己のためにしか

動けない生き物だよね??

 

私のメンヘラが一生治ることがないのは

悩みの解決方法が見いだせず

死を持ってしか解放されるすべがないからである。

 

これは誰にでも悩みがある

というレベルの話である。

 

メンヘラは治らないし病気であり、

生まれ持ってきたものであると

そう思う。

 

落としどころがないので

この辺で書くことをやめる。

 

では、また