正論

正論を言う必要がない。

 

私は我慢しているのになんでそんなことを言うのかと言われた時に、君がこうだからと理路整然と言ったところで相手がその答えを求めていなければただ説教してから嫌な奴になってしまう。

 

相手の求めている回答をする必要もないのだが、怒っている人間をさらに怒らせて物事を長引かせるのも人生にとっては無駄な時間である。

 

こうなってくると正論なんていうタイミングはなく、ただ反論することなく、口を紡ぐしかない。

 

誰にだって正義があるのだから、正義と正義で戦い負けた方を悪にする必要もないのではないかと思う。

 

私は今日もまた無言や謝罪という形で自分の中の正義を出さずにその場をやり過ごそうとおもう。