安酒と言い切ってしまうと反感を買う可能性もあるが、コンビニエンスストアで買うことのできる、ストロングゼロ。
これによってここ数日間を棒に振った。
それもこれも漫然とした不安感からの飲酒であり、夜が苦手だからだ。
夜が深まるにつれ、不安な気持ちが浅瀬に出てき、見えるそこら中一帯を埋め尽くしてしまう。
見渡す先にそれだけしかないような、夜は輝いて見えるものを覆い隠してしまう。
楽しいことを考えたい気持ちは沢山にあるが、真っ暗な中じゃ星ほどの輝きであっても周りの暗さに飲み込まれてしまうだろう。
私は星でもないし、ただそこに生えている雑草だ。
辛いというだけでこんな気持ちにさせられるのだから恐ろしいものだ。