気に病む

関係性で言うならば友人の友人である人間が

結婚したという事実を友人から聞いた。

 

その人間とは1度しかあったことがなく

関係性で言っても友人未満といったところだが

 

一度会ったときに

自分と同じ匂いを感じ

身近な人間のように感じていた。

 

その人は結婚するために地元を離れ

一生をその地で過ごすことになる

 

生まれ育った地元を捨て

友人関係も新しくし

その地で生きていく。

 

友人がもうその人とは今までのように

会ったりできないのかな

と何気なく言った言葉に胸を痛め

 

もし私がその人と知り合ったときに

アプローチをかけていたら

その人は地元を離れることはなく

友人も悲しむことがなかったのかなと

思うと悲しくて仕方がない。

 

気に病んでいるとまではいかないが

少し後悔の念はある。

 

みんなが幸せな世界なんて作れるはずはないのに

夢の中では

頭の中では

作れちゃうのはなんでだろうね。

 

悲しいね。