感情

 

 

自分の考えを言葉にすることが得意ではなく、

相手に伝えたいことがあっても自分の語彙力の少なさから

感情をそのまま言葉にできなくてもどかしく感じた経験がある。

 

 

相手に好意を伝えること一つをとってみても

ただ好きと伝えるのも悪くないが

その言葉に頼りきりで他の言葉で自分の感情を伝えることができなくなってしまうのは

とても悲しいことだと思う。

 

 

好きという一言で伝わることも多いが、

その短くて簡単な言葉で

この人はその言葉で自分の感情を表現したのかと解釈されてしまうことがまず不快に感じる。

 

納得してその言葉を使うことは難しい

美術作品を見て心打たれたとしても

よかったねだけで済ましてしまうようなものだ。

簡単な言葉でしか感情を表現できないのは

不便なことなのである。

 

異性の外見や内面を褒めるとしても

可愛い、かっこいいと簡単な言葉でしか

相手を褒めることができないのは

浅いと思わざるを得ない。

 

「言葉にすることで相手に伝わる。」

 

今回私は自分の考え方について

このようにまとめてみたが

実際伝えたいことは

他にもあって

ただ文字にする、文章にする

言語にする能力がないから

ここまでしか文章にできていないだけだ。

 

しかし、この文章を読んだ人間には

そうは伝わっておらず

この人はこう考えているのか

これが全てなのかと

理解するだろう。

 

これが言語化できない障害である。

 

私は今でもまだ

簡単な言葉でしか

自分の感情を表現することができていないが

暖かい目で見守っていて欲しい。